長く住む注文住宅ですから、建物の外観やインテリアにだってこだわりたいところです。こだわりが強くて、できあがってみたら詰め込みすぎたということもあります。そこで、どんなポイントにこだわって考えれば良いのかについて押さえておきましょう。
まずは外観から考えていきましょう。外観を大きく左右してくるのは建物の形になってきます。シンプルな形状なら無駄なく空間を使うことができますし、スタイリッシュな印象になります。それに対して、複雑な形状であれば今度は豪華な印象を与えてくれます。
建物の形を考えるのと同時に窓の位置や種類にこだわることも重要です。ポイントは窓の大きさと配置を揃えること。これだけで十分スタイリッシュに見せることができるのです。勿論動線も考えて、どこに空気や光を取り入れる窓が必要かなと考えて配置しましょう。
最終的に外装素材で家のイメージが決定します。外装素材選びは一生家の印象を左右してしまい、インテリアで変化をつけることもできない部分になります。
壁材としてレンガ調にすると一気にオシャレ感が出ますし、金属系サイディングであればシンプルながら落ち着いた印象です。サイディング材は継ぎ目がなく耐久性も高いので意外と使われやすい壁材になります。色合いは同系統でまとめるのが無難ですが、差し色として少し違う色を入れるのもおすすめです。しかし、あまり奇抜な色にしてしまうと今度はそこだけ浮いてしまうので、色合いは全体を見て決めることをおすすめします。
庭は外観だけではなく使用感や日当たりも重視したいところです。例えば庭に車を置くのであれば天然芝を敷いたりしても枯れてしまうので意味がなくなってしまいます。日が当たらないのに天然芝を敷いても同様の結果になります。庭は何をしたいのか、どう使う予定なのか、日当たりはどうなのかという3つのポイントを考慮した上で判断しましょう。
注文住宅を建てる上で、住宅中のインテリアとして欠かせないのが収納と設備の2つになります。家族で住むことを考えると収納は合っても困ることはありません。収納が深すぎたり、高すぎる時は使うことができません。自分達の手の届く範囲で収納を作るのがおすすめです。意外と便利なのがパントリーです。見た目もすっきりしますし、場所によって入れる場所を区切ると使いやすくなります。在庫管理がしやすいのも大きなメリットです。
他にも玄関にコートをかけるようの収納を作るのもおすすめです。スペースがあるのであれば冬場の使い勝手を考えるとかなり楽になりますよ。
設備は見た目も重要ですが、何よりも使う人の使い勝手が一番です。見た目だけで選んでしまうと使い勝手が悪くて失敗したという例は後を絶ちません。室内との色合いが合うかというだけではなく、使いやすさや機能性も追求した方が生活をしていく上でとても楽になります。